てんかん治療の森野クリニック・東京新橋

脳神経外科 内科 外科|森野クリニック

東京都港区新橋1-18-19キムラヤ大塚ビル7F

院長紹介

ご挨拶

森野クリニック院長の森野道晴です。

専門分野は脳神経外科で、特にてんかん外科治療を中心とする機能脳神経外科に携わっていました。脳神経外科道を志してから、最初の10年は脳神経外科一般を研鑽し、大阪市立大学大学院では脳循環調節中枢の研究を行いました。その後、脳動脈瘤のクリッピング術や頭蓋底外科および脊椎脊髄外科分野で手術経験を積み、1997年に大阪市立大学脳神経外科で「てんかん外科治療」を自らが中心になって立ち上げることになりました。

まずは米国のアーカンソー州立大学脳神経外科で留学し、最も外科治療の適応となる「側頭葉てんかん」に対し、側頭葉の脳実質を温存して海馬のみを切除する低侵襲的な選択的海馬扁桃体摘出術の手術法を学んできました。

帰国後は2012~2016年の5年連続で日本一のてんかん手術数を誇り、いままで自身が経験した、てんかん手術数は1200例をこえています。その実績が評価され、2018年の「日本てんかん外科学会会長」を拝命しました。

本邦には約100万人にのぼるてんかん患者が存在し、なかには発作が慢性化し、結婚や就職に支障をきたしている方がおられます。てんかんによる性格変化も相まって、コミュニケーション障害でお悩みになっている患者さんも多いので、心の扉を開くような対応が重要です。

これまでの豊富な治療経験を活かして、患者さんに「森野クリニックで治療を受けてよかった。」と言っていただける施設にしたいと思っています。もちろん、お仕事のストレスによる頭痛やめまいなどの症状でお悩みの方々にも適切な診断および治療を提供して参りますので、お気軽に当院においでください。

森野クリニック院長・森野道晴
森野クリニック院長
森野道晴

院長プロフィール

森野クリニック院長・森野道晴プロフィール

略歴

1987年
大阪市立大学医学部卒業
1995年
大阪市立大学脳神経外科助手
1997年
米国アーカンソー大学脳神経外科留学
1999年
大阪市立大学脳神経外科講師
2007年
大阪市立大学脳神経外科准教授
2010年
東京都立神経病院脳神経外科部長
2014年
東京都立神経病院てんかん総合治療センター長兼務
2017年
熊谷総合病院名誉院長
2019年
関東脳神経外科病院てんかんセンター長大阪市立大学客員准教授を兼務<2015年4月~2018年12月>昭和大学客員教授を兼務<2018年7月~2019年3月>東京・新橋にて「森野クリニック」開院

資格・所属学会

資格
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本小児神経外科学会認定医
  • 日本てんかん学会専門医・指導医
  • VNS資格認定医
所属学会・役職
  • 日本脳神経外科学会会員
  • 日本脳神経外科コングレス学会会員
  • 日本脳腫瘍の外科学会会員・評議員
  • 日本小児神経外科学会会員・学術委員
  • 脳神経外科手術と機器学会会員
  • 日本てんかん学会会員・評議員
  • 日本てんかん外科学会会員・世話人
  • 日本微小脳神経外科解剖研究会・名誉顧問
学会長
  • 日本てんかん外科学会会長(2018年)

私がてんかん治療をライフワークに選んだ理由

私がてんかん治療を自分のライフワークとしたのはこれら3人の人たちとの出会いがあったからです。

昭和62年に大阪市立大学脳神経外科に入局した当時は教室が主な専門分野として力を注いでいた頭蓋底外科および脊椎・脊髄外科を習得することを目標にしていました。脳神経外科専門医を取得後、海外留学のチャンスが巡ってきたときに同時に当教室にてんかん外科分野を立ち上げることになり、留学先である米国のアーカンソー州立大学で脳神経外科領域の「顕微鏡手術の父」として著名なGazi Yaşargil先生から側頭葉てんかんの低侵襲的手術法の一法である経シルビウス裂到達法による選択的海馬扁桃体摘出術を学んできました。当時、ほとんど顕微鏡手術の術者を務めたことがなかった私にとって、その手術法を目の当たりにしたときは「こんな難しい手術を自分ができるようになるだろうか?」と手術場で先生の厳しい叱咤激励の言葉を聞きながら手術モニターを見入っていたことを思い出します。

帰国してから、当時、東京都立神経病院脳神経外科部長としててんかん外科治療を数多く手がけておられ、日本のてんかん外科治療の草分け的存在であった清水弘之先生に「手術を見学させていただきたい」とお願いしたところ快く承諾いただいたことも大きな出会いでした。その後、東京都立神経病院に国内留学し、清水弘之先生にはてんかん発作型を熟知することが診断に必要なことや手術治療については脳機能解剖を習得することの重要性、てんかん外科治療の厳しさや面白さもご教授いただきました

3人目の出会いは、初めててんかん手術を行った女性患者さんとの出会いです。この患者さんは検査の結果、左内側側頭葉てんかんと診断し、手術前日に手術内容について説明を行いました。私はてんかんの手術を行うことが初めてであることを伝えると手術を受けることを拒否されるのでは?と心配していました。しかしながら、「私はてんかんの手術を他施設で学んできましたが、実際に執刀するのはあなたが初めてです。」と正直に述べたところ、この患者さんは「今までの人生で、こんなに私の病気に一生懸命に関わってくれた先生はいませんでした。是非、先生に手術していただきたい。」と手術を承諾していただけました。無事に手術は終了しましたが、この出来事で私はてんかん患者さんが背負っている苦難の人生を垣間見た気がし、少しでもてんかん患者さんにお役に立てるのなら、今後の脳神経外科医としての人生をてんかん治療に専念しようと決心しました。

その後、この第一例目の患者さんとの出会いを時折、思い出しながら頑張ってきたおかげで、この20年で1,200手術数を超えるてんかん外科治療を行うことができました。手術が問題なく終了して、術後に新たな神経脱落症状の出現がなくても、発作が抑制できなければ大きな敗北感を味わう厳しいてんかん外科治療にいつの間にか夢中になっていました。ただこの20年間は手術適応例の患者さんに比べると抗てんかん薬の内服で発作が抑制されている患者さんやてんかんかどうかの診断が困難な患者さんに対しては時間をかけてお話ができなかったことが心残りでした。60歳を前にメスを置く決心をし、今後は重軽症を問わず、てんかんでお困りの患者さんのお役に立ちたいと思い、2019年12月3日に新橋で森野クリニックを開業しました。多くの難治性てんかん患者さんとともにてんかんと向き合ってきた経験を活かして、残りの人生をてんかん総合治療に捧げる所存でありますので、何卒よろしくお願いいたします。

「あなたは一人ではありません!私がついています。一緒にてんかんと戦いましょう!」