てんかん治療の森野クリニック・東京新橋

脳神経外科 内科 外科|森野クリニック

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院長ブログ

めまいは放置せずにきちんと診断を

2020年11月10日

めまいは内耳に耳石という炭酸カルシウムの塊が原因で生じる良性発作性頭位めまいが主ですが、小脳に流れる椎骨脳底動脈系の血管狭窄や閉塞、あるいは小脳の脳腫瘍などが原因となることがあります。

椎骨脳底動脈系の異常が原因の場合、小脳への脳血流が完全に遮断されると小脳梗塞となり、それにより急速に小脳が腫れると元来、小脳は狭い器に囲まれているので脳内の圧力が急激に上がり、命にかかわる病態を招く危険性があります。

また小脳腫瘍の場合は比較的、徐々に増大する良性腫瘍や急速に増大する悪性腫瘍(脳の原発性癌や他臓器癌からの転移)があり、めまいで発症することも多いのです。めまいがあれば放置せずに怖い病気が潜んでいないかどうかを鑑別することが大切です。