頭痛の患者さんに脳腫瘍が認められた例も。自己判断に頼らず専門医に相談を。
2020年11月20日
クリニックを開院してから、約9か月間で頭痛を症状として治療を行った患者さんは51人おられました。 そのうち、てんかん発作の前後に認める症状として頭痛を訴えた患者さんが10人でそれ以外の41人の患者さんはMRI撮影の結果、脳腫瘍が1例で40例……
院長ブログ
クリニックを開院してから、約9か月間で頭痛を症状として治療を行った患者さんは51人おられました。 そのうち、てんかん発作の前後に認める症状として頭痛を訴えた患者さんが10人でそれ以外の41人の患者さんはMRI撮影の結果、脳腫瘍が1例で40例……
抗てんかん薬を服用されている患者さんに抗てんかん薬の血中濃度を測定することがあります。 抗てんかん薬は脳内の神経細胞に作用しますので、本来は薬の脳内での濃度を測定するべきですが、それは非常に困難なので、最も良く関係している血中濃度を参考にし……
てんかん発作は意識を失って倒れる、けいれんを起こすというような発作だけではありません。 特に側頭葉てんかんの複雑部分発作では歩行自動症をきたす発作というのもあります。これは電車に乗って県をまたいで移動するような行動が可能だけれども、その間の……
てんかんで他院から紹介されて受診される患者さんのなかにMRIを受けたことはないという患者さんがたまにみられます。問診するとその患者さんのてんかんの種類が大体、わかるのですが、基本的にはてんかんは脳の病気ですから、MRIによる適切な診断を仰ぐ……